松本市で家庭菜園、
いつ何を植える?
種袋の裏や園芸書には「中間地は5月上旬から」としか書いてありません。 でも松本のような盆地は、同じ長野県内でも隣町と2週間近く時期がずれることがあります。 ここでは気象庁の平年値をもとに、松本市の気候に合わせた目安をまとめました。
この記事は、栽培記録アプリ「GLOONA(グローナ)」の運営元が、気象庁のデータをもとに作成しています。
松本市の気候の特徴
松本市は標高約600mの盆地で、盆地特有の寒暖差の大きさが特徴です。 夏の最低気温が20℃を超える日は少なく、朝晩はしっかり冷え込みます。 その分、霜のシーズンも長め。平年値でみると、霜のおそれがある期間は 11月中旬から翌年4月上旬まで、およそ150日にわたります。
トマト
トマトは霜が終わるだけでなく、最低気温がおおむね12℃を超えて安定してから 定植するのが基本です。松本の場合、終霜(4月上旬)からさらに2ヶ月ほど待つ 計算になります。焦って早く植えると、寒さで生育が止まってしまうことも。
💡 定植後も夜間の冷え込みが残る時期です。最初の1〜2週間は不織布などで軽く保温すると活着が安定します。
ナス
ナスはトマトよりもさらに温度を要求する作物で、最低気温15℃以上が 目安です。松本では6月中旬ごろまで待つのが無難。トマトと同じ感覚で 植えると、まだ気温が足りていないことが多い地域です。
💡 定植が遅くなる分、収穫期間も後ろにずれます。8月末までに一番果を摘果しておくと、秋の収量が安定します。
きゅうり
きゅうりもナスと同じく、最低気温15℃が定植の目安です。生育は早く、 定植から収穫までおよそ60日。松本で6月中旬に植えれば、お盆の頃には 収穫が始まる計算です。
💡 1日で3cm以上伸びることもあるので、収穫のタイミングを逃さないよう、実がなり始めたら毎日畑をチェックするのがおすすめです。
ほうれん草
ほうれん草は霜にはむしろ強い作物です(−10℃でも耐えます)。松本のような 寒暖差の大きい土地では、秋まきが露地栽培の基本。初霜(11月中旬)の 1ヶ月半ほど前、9月中旬から下旬にまいておくと、霜が降りる前にしっかり 育った状態を作れます。
💡 霜に当たると甘みが増すとも言われます。無理に霜の前に収穫しきらず、少し残して寒さに当ててから収穫するのもおすすめです。
このページの時期は、気象庁の平年値(1991〜2020年の30年統計)をもとにした目安です。 実際の気温は年によって前後しますし、松本市内でも標高や場所によって差があります。 天気予報の代わりではなく、「大まかな計画を立てるための目安」としてお使いください。