旭川市で家庭菜園、
いつ何を植える?
種袋の裏や園芸書には「中間地は5月上旬から」としか書いてありません。でも旭川市のような土地は、地形や気候の影響で近隣の地域と時期がずれることがあります。ここでは気象庁の平年値をもとに、この地域の気候に合わせた目安をまとめました。
この記事は、栽培記録アプリ「GLOONA(グローナ)」の運営元が、気象庁のデータをもとに作成しています。
旭川市の気候の特徴
旭川市は北海道中央部の上川盆地に位置し、内陸性の強い気候が特徴です。冬の冷え込みは非常に厳しく、春になっても朝晩の低温が長く残ります。一方、夏は日中にしっかり気温が上がるため、短い期間に集中して作物を育てるのが旭川の家庭菜園の特徴です。夏野菜を露地で育てられる期間はかなり限られ、植え付け時期を急がないことが特に重要です。平年値でみると、初霜の目安は10月下旬、終霜は4月下旬で、霜リスク期間は約19旬(190日ほど)と非常に長くなります。
トマト
トマトは最低気温がおおむね12℃を超えて安定してから定植するのが基本です。旭川市では6月中旬が目安。終霜が過ぎてもさらに1ヶ月半ほど待つ必要があり、春の日中の暖かさだけで判断すると早植えになりやすい地域です。
💡 定植直後は夜間の冷え込みが残ることがあります。不織布や簡易トンネルを使って最初の1〜2週間を保温すると、苗の立ち上がりが安定します。
ナス
ナスはトマト以上に暖かさを必要とするため、旭川市では7月上旬が定植目安です。全国的にみてもかなり遅いスタートで、暖かい期間を効率よく使うことが重要になります。
💡 小さな苗から露地で育て始めるより、十分育った苗を用意して適温になってから植えるほうが、短い夏を有効に使えます。
きゅうり
きゅうりも最低気温15℃が目安なので、旭川市では7月上旬からの定植になります。定植時期は遅いものの、生育速度の速い作物なので、気温が整えば夏の間に収穫まで十分進められます。
💡 植えてから支柱を準備していると時間をロスします。定植と同時にネットまで設置し、暖かい時期を最大限使える状態にしておきましょう。
ほうれん草
ほうれん草は寒さに強いため、旭川市の冷涼な気候をむしろ活かしやすい作物です。初霜の目安となる10月下旬の1ヶ月半ほど前、9月上旬から中旬を目安にまいておくと、厳しい寒さが来る前に株を育てられます。
💡 夏野菜には短い旭川の栽培期間も、ほうれん草には強みになります。秋まきだけでなく、雪解け後の春まきも活用しやすい地域です。
このページの時期は、気象庁の平年値(1991〜2020年の30年統計)をもとにした目安です。 実際の気温は年によって前後しますし、旭川市内でも標高や場所によって差があります。 天気予報の代わりではなく、「大まかな計画を立てるための目安」としてお使いください。
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